空気熱源ヒートポンプのエネルギーガイドラベルの読み方

各家庭用空気熱源ヒートポンプには、空気熱源ヒートポンプの暖房および冷房効率性能評価を示すEnergy Guideラベルがあり、他の利用可能なブランドやモデルと比較しています。

空気熱源ヒートポンプの暖房効率は、暖房期間性能係数（HSPF）で表され、これは暖房期間中に必要な総暖房量（Btuで表示）を、同じ期間中にヒートポンプシステムが消費した総電気エネルギー（ワット時で表示）で割ったものです。

冷房効率は、年間エネルギー効率比（SEER）で表され、これは冷房期間中に空調空間から除去された総熱量（Btuで表示）を、同じ期間中にヒートポンプが消費した総電気エネルギー（ワット時で表示）で割ったものです。

HSPFは、コンプレッサーと抵抗素子の効率を評価します。

SEERは、空気熱源ヒートポンプの冷房効率を評価します。一般的に、SEERが高いほどコストも高くなります。しかし、エネルギーの節約は、ヒートポンプの寿命を通じて、より高い初期投資を何度も回収することができます。古いタイプのユニットを新しいセントラルヒートポンプに交換すると、エネルギー消費量が減り、冷房コストが大幅に削減されます。

空気熱源ヒートポンプを選択するには、ENERGY STAR®ラベルを探してください。温暖な気候では、SEERがHSPFよりも重要です。より涼しい気候では、可能な限り最高のHSPFを得ることに集中してください。